BAUSHの死にざまブログ

身近な死について思い当たったときに発動します。

ジョージ秋山の死

ジョージ秋山があの世に。

死生観については、近づいたり、踏み込んだり、巻き込まれたり、笑い飛ばしたり、と、浮浪雲の人影さながらの人だった。そういえば、浮浪雲も自身について悩み悪夢する回もあったな。そういうキャラ設定のゆらぎも好きだった。

エロくて流麗な線を驚くべき速さで描いてしまう達人だった。

毒薬や銭ゲバなど悪人を悪人のまま容赦なく、しかも、愛をもって造形する人だった。

俺の人生に幼少の頃から今まで寄り添ってくれた。学ばせてもらった。育ての親の一人。ありがとう。

近年『浮浪雲』の線が微妙にブレブレになり「ああ、そろそろかな」とは思っていた。

「この人の代わりなどない」と、自信を持って言える、数少ない人のひとり。

「よたろう」などに出てくるビックリハウス的な間取りのに住むのが夢だった。